PCを自作した

2023-08-05#diary

はじめてPCを自作した。いままで使っていたMacbook Proはたしか9年くらい前に買ったもので、ChromeとDockerとIDEを同時に起動するとカクカクに固まってしまうからPCを新調しようとしたんだけど、せっかくなら将棋の解析とか生成系のAIの実験なんかに使えそうな強いグラボを積んだPCを自作してみたくなって、トライしてみた。

情報収集

はじめての自作PCだったので、事前に入念に情報収集はした。基本的にはYouTubeにいろんな動画が上がっているのでそれを見つつ、不足する情報を検索し、Scrapboxに得た知識を整理して学んでいった。なんだかんだ情報収集しているときが一番楽しかった気がする。

パーツ

パーツ類はこんな感じ。

予算はだいたいMacbook Proの新品と同じくらいになるように考えた。また、初の自作だったので、余計なトラブルを避けるためにメーカーをなるべく揃えるようにしたり、最新のチップセットを使うようにした。IntelかAMDかはあんまりこだわりがなかったのでCPUは無難にIntelにし、グラボは最新の4000番台でワットパフォーマンスがよさそうなRTX 4070にした。

当初は部屋のインテリアとの相性を考えて白系のPCを組みたいと考えていたのだけど、白系のパーツはあまり多くなかったり全体的に白くても付属のケーブルは黒だったり細部まで気にし始めるとかなり難易度が高いと思った。なので、振り切ってPCを黒に統一した。また、ゲーミング用途のPCにありがちなRGBでレインボーな装飾は趣味に合わないのでいっさい排した(あまりに味気がないのでKraken Eliteを丸形ディスプレイのためだけに導入した)。

初の自作

自作は昼から始めて夜にはなんとか終わった。苦戦したところはこんなところだった。

感想

自作PCと聞くとはじめは高いハードルを感じていたけど、いざやってみると組み立てそのものはプラモの組み立てみたいな感じで、動画を見ながらやればそんなに苦労しなかった。パーツ選びの方が「そもそもグラボとは?」みたいなところから理解する必要があって大変なのだけど、プログラミングの勉強の延長みたいなものなのでそういうのが楽しめる人には実益も兼ねていておすすめできると思う。

これでPCのスペックがボトルネックになっていてできなかったことができるようになり、モチベーションがわいてきた。直近はまず15年以上ぶりのWindowsに慣れるところから始めていきたい。